ヘアブラシの掃除にグルーガンを使ってはいけない
もちろんラップトップは買い替えてない!
いちおう目次
クッションブラシの掃除をしてみたよ
マペペのブラシを愛用中
これでマッサージすると頭がポカポカしてきて、寝起きのむくみが軽減している気がする。2018年に買って良かったものの一つですな。
でもヘアブラシって使ってると、髪の毛のほかにホコリとか、白い汚れが付くじゃないですか、アレを取りたいなと思い立ってネットで調べてみました。
検索結果にいろいろ出てくるんですけど、だいたい髪の毛を取る方法ばかりなんですな。あとはホコリとか。
違うんだ!そうじゃなくて私は白いアイツを取りたいんだ!
めげずに探していたら、ありました。最適な方法が。
それは木工用ボンドをブラシに垂らして2日間くらい乾かして、ペリーっと剥がすという方法。白いのも取れるっていうし、かさぶたはがしちゃう派の私に最適ではないか!
悲劇のはじまり
と言うわけで、さっそく木工用ボンドを家の中で捜索。その結果、木工用ボンドは見つかりませんでしたが、ずいぶん前に100均で買ったグル―ガンと残りのグル―が発見されました。そしてこれが悲劇のはじまりになったのであった…。
私もそこまで向こう見ずではないので、まず向こうを見るためにブラシの一部にグル―をつけて、ちゃんと剥がせるか、ブラシが溶けたりしないかテストしました。
結果、テストは大成功。きっと全面にやったら、ブラシは生まれ変わったように綺麗になるはず!なんといっても、グルーガンは冷えれば固まるので、2日間も待たなくていいのがイイね!!
そうと分かれば、さっそくブラシのピンの間を埋めるようにグル―を塗っていきます。ケーキ職人のように軽快な手つき。あぁ~、剥がすの楽しみだな~。
さぁ、剥がしますよ!
しっかりグル―が固まってから剥がします。端っこからペリッといくよー!と剥がしはじめたところ、ピンが邪魔で剥がれない…。
グル―が分厚すぎて(3~4mm…)ピンの部分が抜けないので、ペリペリと剥がれません。真っ直ぐ上に持ち上げればいいと思うじゃん?でもダメなの。
上に向けてスポッと抜くにはクッション面とグル―の接着が弱くなっている必要がありますが、ばっちりくっついてるから一度、クッション面から剥がさないとね。でも剥がすにはピンが邪魔。という謎ループが私を待っていた。
ハサミで切りひらくよ
そしたらちょっとずつハサミで切って、一度に剥がすエリアを小さくしたら楽にできるのでは?と思いついたので、端からハサミを入れていきます。
おぉ!手ごたえが!!しかし不思議なことに、グル―には何の変化もありません。じゃあ、あの手ごたえは何だったのか…答えはここにありました、ハイ!
間違ってピンを切っちゃったー!
しかも木の部分にハサミの刃が当たって微妙に削れてるし、肝心のグル―は全く切れないし。というわけでハサミは却下。
ちなみに画像はグル―を剥がした後です。そして白いホコリみたいなのは、グルーのカスです。多分。そう最終的には剥がれたのよ。
さてどうしようか
ドライヤーで温めて、とかいろいろ考えたのですが失敗に終わる香りがプンプンしたので、地道に剥がしていくことにしました。もう私の爪が剥がれそうじゃ。
おかげで外側が剥がれたのですが、やはりブラシのピンが障壁です。せめてこのピンが抜ければねぇ、とか思いつつグル―の塊を持ち上げていたら、少しずつ上に持ち上がるようになって来ました。
しかしこれが、なかなか全部は持ち上がらないの。まわりのピンがグルーとくっついたままだから。この時点で2夜連続放送スペシャルドラマの2日目終盤です。
焦れた私は、グルーが抜けそうなピンを、曲げて、無理矢理グルーの塊から救い出すことにしました。ピンが折れる危険を冒した挑戦は大成功!この調子でピンを一本ずつ抜いていきます。
そして第二の悲劇が…
ほとんどのピンは救い出され、残るはクッション中央の10本程度。ここまできたら一気に引っこ抜くぜ!と思って、引っ張ったら…
こうなりました!
でも既にピンを一本切っちゃった後なので、あまり気になりません。全部剥がれた訳じゃないし、強烈なダメージの後のちょっとしたダメージなど大したことないのだ。
ついでにこの後、グルーを全部剥がす時にピンが一本クッションから抜けちゃったんですけど、無理矢理元に戻したのでノーカンね!
このように数時間かけて全部のグルーを引っぺがした後には、ぼろぼろになって痛む爪とぼろぼろになったヘアブラシ、そして疲労感が残ったのであった。ちなみに肝心の白い汚れはあまり取れなかった気がする。
こうして私のブラシ掃除(と休日)は幕を閉じたのであった。
というわけでね、みなさんがヘアブラシ掃除する時には木工用ボンドを使ってね!
ちなみに同時に豚毛のブラシも洗ったんですけど、人間用シャンプーと獣のニオイが混ざってとてつもないかほりを発するようになりました。乾いたら匂わなくなったので良かったけど。
ブラシのお掃除は自己責任だなと思った次第。
キャサリン