映画「スカイスクレイパー」の感想
何だか久しぶり!キャサリンです。
何だかって言うか、3か月ぶりくらい??
この間、山にこもって巻き舌修業してたんですけど、出来るようになりました(これ言ったっけ?)。
そして山を下りたので、久々に映画観てきたんだな。
というわけで、感想でーす。ちょいちょいネタバレしてます。
この公式サイト、httpsじゃないんだけどいいのかな。
私の頭に残っているあらすじ
主人公:ウィル・ソーヤー(ドウェイン・ジョンソン)は、10年程前は特殊部隊の隊員だったが、人質立てこもり事件で興奮した犯人がドカーン!
人質も救う事もできず、自分自身も片足を失い義足になってしまった。でもそこで今の奥さん(ネーブ・キャンベル)と出会った。
そして現在、元同僚の招きで香港にある超高層ビル「ザ・パール」の保安調査員?として、オープン前のビルに奥さんと双子の子どもたちと一緒に住んでいる。
「ザ・パール」は香港の実業家:ジャオ・ロンジ(チン・ハン)が建てた最新のビルで、200階以上の高さのある、なんかすごいシステムで管理しているビル。
ウィル一家は「ザ・パール」に住んだり、パンダを見たり、新しい人生の始まり!と思いきや、そこは映画なのでトラブル発生。
ジャオ・ロンジに犯罪の証拠を握られている、なんかヤバい組織がジャオを脅すべく、ご丁寧にビルのセキュリティシステムを停止させてから、科学薬品を使用して出火させたのだ。
ビル内の最上階にはジャオと側近達、96階にはウィルの家族が取り残されていた。
ウィルは家族を救うべく、元同僚と格闘し、警察から指名手配されて孤立無援のなか建設用クレーンから96階に飛び移り、燃え盛る公園の中で家族と再会し、風力タービンに飛び移ったり、ジャオと共に娘を人質にした犯罪組織と対峙したりと、義足という設定が意味があるのか無いのか分からないほどの大活躍。
奥さんも元海軍医なだけあって、非常時も頼りになるし、身のこなしも普通の奥さんじゃないし、何なら医療器具を武器に反撃。
ウィルと娘が一緒に火に巻かれて、あわや!という所で奥さんがシステムを再起動したおかげで、助かってハッピーエンド。
家族愛で犯罪組織の野望を打ち砕いたのだった。
「ザ・パール」の特設ページもあります。最初は実在のビルかと思って、一瞬混乱したわ。
香港の豪華な超高層ビル「ザ・パール」を知る|映画『スカイスクレーパー』公式サイト
ところでドウェイン・ジョンソンとヴィン・ディーゼルがよくごっちゃになるんだけど、私だけ?
良かった所
安心して観れる
あらすじにも書いたように、最後は大団円なの。
そうでなくても、「絶対死なない感」がキャスト、そして公式サイトから漂っているので、安心して観覧できます。
現に風力タービンの辺りで、おトイレ行ったけど無問題だったし。
そして家族愛がテーマなので、ベッドシーンもなくアッサリ観れます。
ウィルと奥さんがキスして、息子が「キモっ」って言うとこぐらい。
ちなみに観る前は、ビルからビルへと飛び移る映画かと思っていましたが、飛び移ったのは一回だけだったね、ウン。
キックアスがカワイイ
ウィルの奥さんが美人だと言っても、もう少し若い娘を投入しないとアクション映画としては盛り上がらない訳で、ここでキックアスとして犯罪組織の地元実働部隊の女リーダー(役名もほとんど出ない)を投入です。
これがまぁ綺麗なハーフ?美女なのよ。とても私ごのみ。
ハンナ・クィンリバン(昆凌)という台湾のタレント・女優らしいです。だからセリフが少なかったのか…。
ジェイ・チョウの奥さんなんだって。ジェイ・チョウなら私も知ってるよ。
ダクトテープが好き過ぎる
海外ドラマ、映画好きにはおなじみのダクトテープがこの映画でも大活躍です。
冒険野郎マクガイバー好きがスタッフにいるのか、ダクトテープを使う時の定番アメリカンジョークなのか、ウィルがテープを使う時に「ダクトテープがあれば、何でもできる」と言っていたのが可愛かった。
マクガイバーは未見なので、一度観てみたい。
でも一番大事な義足が外れないように、ダクトテープで巻けばいいのに…と思ったのは内緒だよ!
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惜しかった所
カンフーは出てこない
ジャウ・ロンジがジャッキー感漂わせているから、カンフーで戦えるのかと思わせておいて、ただのお金持ちでした。
ハンナ・クィンリバンもカンフーしません。
だれもカンフーしません。
香港が舞台なのに!
スーツが似合いません
ドウェイン・ジョンソンは、ご存じのとおりアクション俳優なんです。ムキムキです。
今回、彼が演じたウィルは10年ほど前に怪我が原因で引退した特殊隊員です。そして今は保安調査員です。
なのに、未だにムキムキなんです。スーツがビックリするほど合いません。
全部吹き飛びそう。実際、途中でシャツはほとんど無くなってんだけどさ。
あと茶色とベージュの組み合わせが、驚くほどドウェイン・ジョンソンに似合ってなかった。
警部が活躍しそうで活躍しない
地元警察の警部(バイロン・マン)がいたのですが、彼はなかなかのキレ者のようで、孤軍奮闘するウィルには事情があると察していました。
ですが、そこどまり。
犯罪組織の陰謀を独自に捜査したりはしてくれません。
ウィルの奥さんが脱出するまで「彼には、何か事情があるようだ」とか言っているだけです。その後も目立った活躍はなし。
スポンサーとか、いわゆる大人の事情を感じずにはいられません。
とにかく高いビルには登らない
この映画から学んだことは、高いビルには登らない方がいいってことだよ。
先日の台風で、香港でホテルの最上階(といっても20階もない)に一日、カンヅメになった身としてはタイムリー過ぎる映画でした。
落雷とかで火事にならなくて、本当に良かった…と思った次第。
あと高層階に行くエレベーターって、耳がキーンてなるからイヤだよね。
キャサリン