北欧旅行記:デンマーク編2
IT/イット “それ”が見えたら、終わり。の、ピエロ役の俳優がイケメンていう記事を見ました。キャサリンです。
結果、フロキの実の弟でした。
ピエロの時何となく似てるよね~。髪、重要。
今回はデンマークはロスキレ(Roskilde)編です。
今までの旅行記はこちら↓
目次
ロスキレって?
そう思う人もいるよね!そう思ったので、ちゃんとウィキペディアを貼っておきましたよ!
これがユーザビリティ(真顔)。
ロスキレ(Roskilde ([ˈʁʌskilə]))は、デンマークのシェラン地域にある都市。世界遺産に登録されたロスキレ大聖堂がある。人口は約5万4千人(2005年)。シェラン島の北部にあり、ロスキレ・フィヨルドの最奥に位置している。2006年まではロスキレ県の行政府所在地でもあった。
コペンハーゲンからちょっと離れた街なのです。
デンマーク最古の街の一つである。街のヴァイキング船博物館(Vikingskibsmuseum)で、かつてヴァイキング船がロスキレ湾底から5隻発掘され展示されている。11世紀よりデンマーク国王の宮殿がおかれ、1170年、ロスキレ大聖堂が建てられた。世界遺産にも登録されているゴシック様式のこの大聖堂にデンマーク歴代国王の棺が安置されている。その後も15世紀半ばまでデンマーク王国の都であった。
…ハイ!という事なんです!
個人的な意見では、観光地の割に人も少ないしのんびりして良い所。心なしかお年寄りが多かった気がする。
ノアポートで迷子
ロスキレはコペンハーゲンから国鉄で約20~50分くらいかかる所にあります。振り幅が大きい。
そしてコペンハーゲンカードを使用して電車で行けるゾーンにあります。いいね!いいね!
さてウィークエンドをむかえ、嘔吐物によって悪夢度が格段にアップしたNorreport(ノアポート)駅から電車に乗ります。
Regional train(Regional tog)という、路線図でいうところの灰色の線の電車です。
文章で書くと至極カンタンですが、私…
迷子になっちゃった!
でへ
Norreport(ノアポート)自体はさほど巨大駅ではありません。
普通電車のS-tog(エストー、さっきまでエストグだと思ってた)と国鉄(DSB)のホームが4番線くらいまで、そしてその下層に地下鉄(メトロ)のホームが2つくらい。
で、Regional trainがどこのホームから出てるか分かんないの。必死で案内板とか探してもないの。路線図にもロスキレ行きの線がないの。
もはや世にも奇○な物語レベル。
途中、2番線がナンバー1やらタバコやらマリワナやらのニオイですごくて、ちびりそうになりました。
そんなこんなで結構さまよって途方にくれる私。こういう時は最初の現場に戻るのが一番なのでメトロのホームに行ってみました。
すると!なんと!モニターに「Roskilde」の文字が!!
その横に「Re」ではなく「S」の文字があるのが謎でしたが、もうロスキレに辿りつくならなんでもいい…。
今思うと「Re」が20分くらい、「S」はエストーなので50分くらいで着く電車だったぽいです。
ロスキレ大聖堂(Roskilde Cathedral)
電車に乗ること約50分、ロスキレに着きました。
駅前に周辺地図がなかったので、観光客っぽい人たちに付いていくと目抜き通りに出ました。
数分もしないうちに大聖堂が見えてきます。手前の広場ではマーケットが開かれてました。
観光客もさほどいないし、天気もいいし、のんきでいい感じ~。
広場から見えるのは大聖堂の背中側です。そして入口は正面扉ではなく、向かって右側にあるフツーサイズの扉です。
この世界遺産もコペンハーゲンカードで入れます。ありがたいね!
受付の人に、これから結婚式があるので20分後に、閉館すると言われました(でも40分後にまた開く)。世界遺産で結婚式なんて気前いいなぁ。
今回はどっちかと言うと、大聖堂はオマケなので20分でちゃちゃっと見る事にしました。
ヒト様の墓所を見学ス
このロスキレ大聖堂はデンマークの歴代君主と配偶者が葬られている聖堂です。
したがってどこもかしこも、棺!棺!棺!
↑このチャペルの柱には、大聖堂を訪れた世界の王族の身長をはかった跡があります。
クリスチャン1世の219.5cmてホントかしら?
最初は豪華な装飾に感心しきりでしたが、黒い棺を見たあたりからだんだん怖くなってきた…。
歴代司教の肖像画コーナー。
とにかく王様の権力はすごい。作った人達もすごい。
ヴァイキング船博物館(Viking Ship Museum)
次はメインのヴァイキング船博物館に行きます。
大聖堂の前を通り過ぎて10分ほど歩きます。
めでたく到着です。
チケット売り場は入口にある小屋です。
最初コーヒースタンドかと思って、通り過ぎて呼び止められちゃったよね。えへ。
ちなみに残念ながら、ここはコペンハーゲンカードの対象になっていません。
ヴァイキング船を見る
ここにはロスキレフィヨルドに沈んでいた5隻のヴァイキング船が展示されています。
敷地内には船を展示している建物の他に、ワークショップコーナーや船造り再現コーナー、カフェなんかがあります。
日本みたいに同じ建物に全部入っているのではなくて、それぞれのコーナーが敷地内に集まって博物館を構成しています。面白いよね。
船が展示されているのは、大きい白い建物です。
展示室に行くまでに、どうやってサルベージしたとか、造船技術の解明方法などが紹介されてました。どちらかというとヴァイキング船の研究の歴史って感じ?
ちなみに私の悲しい語学力による調査なので、真偽のほどは確かではないことを先にお伝えします。
展示されているのは、引き上げた船にちょっと補正?補強を加えたものです。
ロングシップ。大人数用のバトルシップです。
そして思ったよりデカ!25~30mとか。
Vikingsシーズン1を観て、この大人数が船の中で寝起きとか無理でしょ…と思っていたのですが、これなら大丈夫そう!
私だったら40人くらいは横になれそうです。略奪!略奪!
商船は安定性が大事らしく、断面が広角でゆったりめ。
材質はオークがメイン。他は松とか樺とか。
この船に実際にヴァイキングが乗っていたんだと思うと不思議!博物館とか美術館行くといつも思う。
そしてロスキレは良いとこでした。また行きたい。
次はアイスランド
翌早朝の飛行機でアイスランドに移動なので、コペンハーゲンに戻ります。
帰りの電車にロジャー・ラビットの奥さんにそっくりな女の子と、前歯がない太ったおっさんという、映画に出てきそうなカップルがいたのも良い思ひ出。
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帰りに大聖堂の前を通ったら結婚式やっていました~。
映画みたい!
そしてアイスランドで今までを凌ぐ、数々の災難が降りかかるのであった…。
災難に好かれてるんだ、私は。
キャサリン