ゴルバチョフの思い出
健康診断で腹囲計測のときに「ヘソの掃除しといた方が良かったかな…」と思いました。キャサリンです。
決して、いつもバッチイわけではない!!
さて本日はさる昼下がりに蘇った、私とゴルバチョフ大統領との浅からぬ思い出を語ります。すごい需要なさそう。
ゴルバチョフVSコアラ
小学校低学年のある日、私は両親と弟とともに某遊園地(ネズミ的ドリームランドではない)に来ておりました。
さて帰るかという時、出口の近くに土産屋と並んでスピードくじ屋があるのを発見した私と弟は、それをやりたいと親にねだりました。
いつもケチな我が親ですが、その時は気分が良かったのかなんと一回ひかせてくれることに!
クジ屋さんの壁にはいろんな景品が並んでいます。
アレが当たるかしら?コレが当たるかしら??
私と弟はワクワクしながらクジをお店の人に渡しました。
そしてお店の人が私に渡してくれたのは…
ゴルバチョフ貯金箱でした。
もう一回いうよ。
ゴルバチョフ貯金箱!!!
いったいぜんたい、どういうことなのでしょう?
着せ替え人形をこよなく愛し、描く絵はハートとリボンでいっぱいのお姫様の絵。
そんな小学生の手元に来るのが、赤と緑のジャンパーを着て、フェイクファーで出来た髪の毛のゴルバチョフって。そんなことあっていいのか!?
もうガッカリ、すごいガッカリ。
そして私が茫然としている横で、コアラのぬいぐるみを当てて喜ぶ弟の姿が!!
コアラが欲しかったと半べその私に、「ソ連なくなっちゃたからこれはすごい珍しいんだ!それに頭のアザまで精巧にできていて、すごいハイクオリティだ!」と謎のフォローをする父。
ソ連もロシアも良く分かっていない小学生に、ゴルフだかゴルビーだかの知らないオッサンの頭のアザの出来ばえをプッシュされても…。
その後、弟にコアラとゴルビーのトレードをしつこく提案するも断られ続け、ゴルビーは私の部屋の住人になったのであった。
ゴルビーのその後
このゴルビー、なぜか私が高学年になるまで貯金箱として活躍することもなく私の部屋におりましたが、そのうち処分されました。
そして時を経ること数年。
めでたくジョシコーセーになっていた私は、ある時ロシアのフィギュアスケート選手のファンに。
ちなみにジェーニャのファンではない。
意味の分からない女子高生特有の勢いでもって、ロシアに関係するものはなんでも欲しくなった私。
そこで思い出したのは、あのゴルビー貯金箱のことである。
ソ連とロシアの違いが分からない程度に頭の悪い女子高生は必死に部屋をひっくり返しました。
が、もう処分してしまったので出てくるハズもなく、ゴルビーを冷遇したことを悔やんで涙をながしたのでした。
けっこうマジ泣きしましたね。
本当に意味が分かりません。青春て意味不明。
あれ?これって私だけ??
お付き合いありがとうございました
これが私とゴルバチョフの全てです。
もし今度、この貯金箱が手元にくることがあったら大事にしたいと思います。
ゴルビー、ゴメンネ!今度サイン下さい!!
このゴルビー貯金箱ですが、画像検索すると出てきます。
興味があったら検索してみよう!
キャサリン