Björk「Not get」VRのVRじゃない版を見て思ったこと
花粉が終わったと思ったら黄砂だかPM2.5だかに襲われてます。キャサリンです。
本日はY○uTubeで見たBjörkの「Not get」VRの感想をダラダラ綴ります。
日本科学未来館のやつ見に行った方はいらっしゃいますか?
気づいたら終わっていて、私は行けませんでした…情けない。
目次…的なもの
印象は万国共通
「Not get」自体は、2016年のアルバム「vulnicura」の収録曲です。
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マシュー・バーニーとの別れを描いた、とてもパーソナルなアルバム。
その後のマシュー・バーニーの訴えはともかくとして、その昔ビョークが彼のために楽曲を提供(&出演)した「拘束のドローイング 9」を今はなきシネマライズまで見に行った身としては、永遠てないのよねーっていう無常感に浸ってみたり。
「拘束のドローイング 9」は最後に2人がクジラになっちゃうんですけど、そのメタモルフォーゼが音楽から予感できるところが凄いなーって当時も思いました。
話を元に戻すと、Y○uTubeが私にオススメしてくれたこのヴィデオ。
見てみたけど、なんかアレ…となりました。
凄い懐かしい感じがするの!
テクスチャーがポリゴンに貼り付いてる感じとか、モーションキャプチャーで人間の動きをしているけど重さを感じないとことか、初代プレステを思い出さずにはいられない!
と思っていたら、コメント欄にも「FFっぽい」とか「90年代のゲーム思い出す」とか、「RPGのラスボスっぽい」とかあって、万国共通の認識なんだなと笑ってしまった。
VRにした時の事を考えて作ったんだと思うんですけど、どうしてラスボスになってしまったんでしょ…。
それともVRで見たら違うのかな??
私が初めてビョークを聴いた時に感じたのが、すごく「生」っぽいという事です。
上手く言えないんですけど、歌声というより楽器っぽいというか何というか。
「いい歌詞だな」とか「歌声が綺麗だな」とかだけじゃない、「生きてる感じ、生命感」みたいな。
当時の私は死んでいたのだろうか?
こういう感性ってもう取り戻せないんですかねー?
とまぁ、とにかく生命感を感じていたのですが、あくまで私の個人的な感想ということで。
そういう前提があるので、ビデオにも生身感があって重量感を感じられるのがマッチしてると思ってます。
だから「Medúlla」からのCGモリモリの傾向は物足りない、と思っていた所へのコレはある意味パンチが効いてた気がするわ。
ちなみに曲はどれも好き。
Medúllaは最初「えー」って思ったけど、なんだかんだ結構聴いてます。
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Pleasure is all mineとDesired constellationなぞが好き。
意外と聴き込んでないのはBiophilia。
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そしてやっぱり一番はコレですな。
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Vespatine
Army of meもついでに観た
「Not get」VR見てたらオススメにArmy of meが出てたので、懐かしくなってそちらも観ました。
うピャー!可愛い!
ミシェル・ゴンドリー特有のキッチュな世界が曲との対比になっていて、とても大好きなPVです。
セットもストーリーも衣装も全部良き哉!!
ダブダブのジュードー着(柔道とは書かない)にスニーカーってのも可愛い。
頬骨もいい感じ。
私、その昔ビョークの頬骨に憧れてたんですけど未だに頬骨は低いまま。ほうれい線はバッチリ出ましたね、ハイ。
今見るとトラックのエンジンルームから汚いおっさんが出てきたら、鼻摘んだり(ビョークのお鼻カワイイ)、お上品な美術館をバクダンで吹っ飛ばしたり、今ではいろいろとマズイんじゃ…な所があって、90年代って自分が感じていたより自由奔放だったんだな〜、と。
それよか20年以上前にリリースされたってのがびっくりなんですけどね。
結論としては
私はラスボスっぽいのは好きじゃなくて、ミシェル・ゴンドリーが好きって事です。
テクノロジーと音楽の融合は素晴らしいけど、もっと生っぽさが欲しい。
「Mouth mantra」のVRみたら違う気持ちになれるかしら?
前の他のPVも見たくなってきた。
Blu-rayが規格になる以前に買った「complete volumen」を持っているのですが、再生機器がないっていう…。
コンプリート・ヴォリューメン 1993-2003 グレイテスト・ヒッツ [DVD]
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昔に買ったから結構いい値段だったのに…世は無常なり。
なぜか「Unravel」だけ収録されてないんですけど、なんでだろう?
これを気にBlu-ray版でも購入しようかしら。と思ったらない…。一体どうすりゃいいんだ。MedúllaのDVDも再生できないんだった…。
ちなみに1番好きなのは「All is full of love」です。
意外とベタな物好き。
おまけ
この前、悪口を書いたハリウッド版ゴースト・イン・ザ・シェルのCMでドンドコいっていた「謡」ですが、なんとSteve Aokiのリミックスでした。というだけの話です。
Kenji Kawai - Utai IV Reawakening (Steve Aoki Remix) [Music Inspired By Ghost In The Shell]
通しで聴いたら、途中でめぎょーんてなるとこは好み。
今回はY○uTubeがいっぱい埋め込まれてるなぁ。
キャサリン