「Vikings:ヴァイキング 海の覇者たち 2ndシーズン」感想文
オーーディーーーーーーン!
なんとなく叫んでみました。キャサリンです。
今回は「ヴァイキング」2nd seasonの感想文です。
トビトビで見た上に、見てから時間も経っているので勘違いもあるかもしれませんが、そこは広い心で見守ってください。
堂々とネタバレしてます。3rd seasonのこともちょっと入ってますのでご注意を。
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目次的なやつ
1. 2ndシーズンの気になるとこ
フロキがデカイ
8世紀のサブカル男フロキ。
身長について「Vikings:ヴァイキング 海の覇者たち」感想文でも触れたのですが、とうとう調べました。
デッカ!
ウィキっぺによると何と、193cm。小顔で痩せ型だから、そんなに大きく見えないんですかね…。
ちなみにパートナーのヘルガは奴隷だったと思うのですが、いまやそれを感じさせないアイラインがナイスな怪しいカップルです。
結婚式でヘルガが乗ってきた「いかだ」がとてもステキだったので、ぜひ「vikings helga」検索してみてね。
ビョルンのアゴ
皆さまご存じ、主人公ラグナル・ロズブロークの長男ビョルン。
シーズンの途中で、母ラゲルサと共にラグナルの元を去りましたが、また再会。良いシーンだったね。殺し合いばかりのドラマの心あたたまる名シーンです。
でもさでもさ、すごい気になるの。ビョルンのアゴが割れてるの。
シギーとキッスしてた可愛い男の子だったのに…。さぁこれもレッツ検索!!
元の伝承ではビョルンもアスラウグの産んだ息子みたいですね。
ポルン問題
2ndシーズンで登場したニューキャラクター「ポルン」。
ビョルンの恋人で元奴隷です。
いろんなサイトを見ていて気付いたのですが、ポルンのスペルは「Þórunn」。
「Þ」はアイスランド語のアルファベットだと「ソトン(thoトン)」だったと思うので、正しい発音的には「ソルン(thoルン)」なんじゃないかと…。
ちなみに最初はビョルンのこと嫌がってたけど、気付いたらラブラブになってました。ちょっとその間に何があったのさ!?妄想でカバーしろってこと??
アスラウグ王女
絶世の美女って事らしいんですけど、私にはよく分かんないです。ジュリア・ロバーツとかもそうですけど、西洋では口が大きい方が美人なのだろうか…。
日本人にはラゲルサの方がピンとくるのではないでしょうか。
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ブラッドイーグル
「血の鷲」ですね。
このシーンは抽象的でヴァイキングらしい映像で良かったです。
ウプサラでの生贄のシーンもそうですが、キリスト教が抱く異教への恐怖や残酷さが、印象的にミステリアスに描かれていると思います。映像の美しさも、このドラマの見どころの一つですね。
ちなみにこの処刑法、最後まで泣いたり喚かなければ名誉を守れるらしいのですが、普通に考えて肋骨折る辺りで死んでると思う。
2. みんな大好きラゲルサさん
シーズン1の初期は、多少戦闘の心得がある奥さんぐらいだったイメージのラゲルサさん。ですが、途中から風向きが変わってきましたね。
だんだん存在感が凄いことに。
シーズン2となった今、私のVikings生活にラゲルサさんは欠かせません!!
大好き!もはやラゲルサを見たいがために視聴している感すらあるのです。
というわけで、私のラゲルサへの想いを語ります。
誇り高いよラゲルサ
ラゲルサは気高さも魅力です。
浮気した旦那からビックリ、浮気相手と一緒に暮らす新提案!
女一人じゃ生活するのも大変そうなこの時代(実際は分かりませんが)。「俺たちなら3人で上手くやれるさ」などとふざけた事を言われても、ヒステリーを起こすでもなく、泣くでもなく、静かに去るのです。
きっぱりサッパリさようなら。
潔くてステキですね!!
その後、なぜかクソ男と再婚してしまったラゲルサ。一応、首長なのはラグナル・ロズブロークの元妻というのがモノを言ったのでしょうか?だが首長だろうがクソなのは変わりません!ラゲルサは屈辱に耐える日々を送るのです。カテガットで首長の妻として皆に尊敬されていた日々とは大違い…。
そして、屈辱に耐えかねたラゲルサはクソ男をグサっと成敗します。
最高にスッキリしたこのシーン。誇り高きシールドメイデンの面目躍如といったところでしょうか(この使い方であってる?)。
頼りになるラゲルサ
シーズン1から頼りになってたんですけど、シーズン2では妻から同志になるわけですね。
浮気した元旦那ラグナルと、その浮気相手アスラウグ王女のピンチを助けるラゲルサ。
成長した息子を元旦那に預けるラゲルサ。
クソ旦那を成敗し、イングスタット首長になったラゲルサ。
ラグナルの新たな同盟相手として現れたラゲルサ。
もはや男より男らしい、頼りになるラゲルサです。
皆の憧れラゲルサ
前述の通り、今シーズンから登場したビョルンの恋人・ポルン。
奴隷から解放されたポルンはトレーニングを始めます。その理由をアスラウグ王女に問われたポルンは、「ラゲルサのように強くなりたいから」と答えます。
息子の彼女も憧れる、戦うお母さん!ある意味、ラグナル以上のカリスマです。
本場の人も大好きラゲルサ
そんなこんなで、ラゲルサの情報を漁っていたらこんなものを見つけました。
PetaPixelという海外の写真関係のサイトの中の記事です。
書いた人はフォトグラファーで、奥様がラゲルサに似ていた&お気に入りのキャラクターだった事から彼女の40歳のお誕生日に、このフォトシュートをプレゼントしたそう(推測するに、多分)。
写真家に小道具から衣装まで、プロが集まって準備期間6カ月。全力投球のバースデープレゼントです!馬までレンタルしてレタッチして合成して…って、ステキな旦那さんですね。ウラヤマ!
本当にラゲルサにそっくりで、シールドメイデンがタイムスリップしてきたみたいです。
アジア人ではこうはいかないですね。タイムスリップしてきたように見えそうな私の扮装を考えたんですけど、平安時代の人か大正時代の人しか思いつきませんでした。
このサイト自体もチュートリアルとかあって面白そうです。
ちなみに最後のカットの奥様がビョークに似ていて、エキゾチックな見た目だけどビョークもやっぱりスカンジナビア人なんだな…と思った次第。
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3. 神が言ったっていうと、大概許される
このドラマを見ていて気になっていることの1つです。大きい事を起こそうとする時に、みんな言うんですよねぇ。
「神がそう私に言ったのだ」
これって何なんでしょう。自分を正当化するためなのでしょうか。それとも頭に浮かんだアイディアはすべて神からのメッセージということで処理されているのでしょうか?
シーズン2で炸裂した「神がそう言った」は、やはりシーズンファイナルのホリック王。最初から偉そうで彼の事は気に入らなかったんですけど、返り討ちにされてて、あースッキリ。
まさかシギーとフロキがラグナルを裏切る…と思わせておいての、俺たちの友情エンド。週刊少年ジャ○プもビックリの友情・努力・勝利!!
このシーンも焚き火が燃える薄暗い小屋の中、ロズブロークファミリーが次々と現れ、ホリック王を一回ずつ刺して外に出て行くんですねぇ。そして最後にラグナルが現れて、ホリック王がシギーに渡したナイフで止めをさすっていう鳥肌モノのかっこよさ!
正統派のリベンジに、ゾワゾワしますけど元はといえばホリック王がいけないんですからね!惜しむらくは、ホリック王のイケメン息子も殺されるであろうってことぐらいです。
ビョルンはホリック王の娘たち?は見逃してあげて本当に優しいんですけど、それが命取りにならないか心配。
とにかくヴァイキング界で、これさえ言えば下剋上も闇討ちも許される魔法の言葉。
それが「神がそう言ったのだ」です。
私もそのうち使ってみようと思います。
4. 「ヴァイキング」真のヒロイン
シーズン2になり、最初はヒロインだったラゲルサは同志になってしまったし、アスラウグ王女はヒロイン感が足りないし、ヒロインは消えてしまったのかと思っていました。
そしたら、気付いてしまったんです。真のヒロインの存在に。
それは…アセルスタンです!!
何言ってんの?とお思いでしょうが、ラグナルのアセルスタンへの態度は完全に他の人とは違います。
アセルスタンが一緒に帰らないと言うと、怒るラグナル。
アセルスタンが捕虜になったと分かると、心配するラグナル。
アセルスタンがヴァイキング達に殺されないように、さりげなく守るラグナル。
「俺たちのように、俺とお前の神が仲良くなれるといいな」とか言っちゃうラグナル。
アセルスタンにクリスチャンのお祈りを教わるラグナル(肝心な言葉は言わないけど)。
ほら!どう見ても、ラゲルサとアスラウグ王女より大事にされています。どう考えてもヒロインです。え?なんなのラブなの??
そんな真のヒロイン・アセルスタンですが、シーズン2では完全にヴァイキングになったかと思えば、再びキリストを裏切った罪悪感に襲われたりと多忙しです。
フロキも相変わらずアセルスタンの事が気に入らないみたいですし、シーズン3も波乱の予感。
シーズン3も楽しみ!
シーズン3の冒頭では、ロロやビョルン、フロキのそれぞれのパートナーに対する不満がチラチラ垣間見られます。男子学生のような会話をするヴァイキングという不思議なシーン。
フロキの幸せ恐怖症は、もはや滑稽の域に達しています。自分にも似たような所があるので共感できますが。最初にパパになるんだ~って喜んでたフロキは可愛かったです。
それからラゲルサにもステキなパートナーが現れてほしいですね。

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↑これすごい欲しい…
私はずっと字幕版で視聴しておりまして、頻繁に出てくる言葉はなんとなく覚えてしましました。
‘Previously on Vikings'(前回までのあらすじ)
です。使う機会は全くありません。
キャサリン