Jørgen Valentin Sonne の絵が気になる木
気になることがあると調べずにはいられない病。キャサリンです。
ソースは主にインターネッツ。怒らないでね☆
そんな私ですが、昨年の旅行でみたJørgen Valentin Sonneの「Midsummer’s Eve. Sick People Asleep upon the Grave of St Helena at Tisvilde」が気になって仕方のない日々を過ごしておりました。
当該の記事はコチラ↓
補足するとJørgen Valentin Sonneはデンマークの画家なんですな。
Jørgen Sonne (painter) - Wikipedia
本題に戻りまして。
旅行以来もう一度モニタで良いからこの絵を見たいと願い、画像を探し続ける日々。
ほとんど画像が出てこず、見つかっても解像度も色も低くてガッカリの日々。
そんな中、とうとうこのページを見つけました。
絵の解説も付いています。
それによるとタイトルにあるように、夏至の夜にTisvildeの聖人・Saint Helenaの墓石の上で休む、病気の巡礼者たちを描いた絵だそうです。
聖人の力によって病が癒されることを願いながら巡礼をする人々。
実際は弱っているだろうに、絵の中で彼らは理想化され高貴な尊厳を伴って描かれているそう(超意訳)。
絵から受けた印象はまさにこの理想。天国。
夏のいつまでも暮れない仄明るい夜に、ごく僅かに湿り気を帯びた空気が頬を撫でて行く。
ランタンの光に照らされ、浮かび上がる人々の穏やかな顔。
最初「夏至の夜にお祭りで疲れた人々が休憩している絵」だと思った程、やわらかな静けさに満ちて、自分自身が絵の中に入ってしまったように感じる絵でした。
こういう風に惹き込まれるのは、今まで絵画ではなかったので驚き。
リンク先のページの画像が一番、実物に近いのですがまだまだです。
実際はもっともっと美しいです。遠くの空とか。
そのうち日本で展示やってくれないかなぁ。もう一回みたいの。
キャサリン