読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

キャサリンのブログ・やみなべ

TOKYOSABAKUの片隅に生息するみそじのアレコレ

オススメ北欧ドラマ「THE BRIDGE/ブリッジ」

本とか映画とか

f:id:kate-yaminabe:20170205152413j:plain

オフィスで静電気が止まらないんですけど、誰か抑える良い方法教えてください。キャサリンです。

本日は面白かった海外ドラマの感想&ネタバレ〜。

北欧の刑事ドラマ

その名も「THE BRIDGE/ブリッジ」。

そう橋です。ズバリ橋。

シーズン1と2を借りて見ました。だいぶ前に見たのでまとめて語ります。ズボラでメンゴ!

THE BRIDGE/ブリッジ DVD-BOX

THE BRIDGE/ブリッジ DVD-BOX

概要

北欧発のミステリードラマで、スウェーデンデンマークの刑事が協力して事件を解決するっていうバディものです。

人気が出たのでアメリカやイギリスでもリメイクされたみたいです。ちなみにイギリス版は「The Tunnel/トンネル」らしいです。マジか…。

主役の2人

主人公はスウェーデンはマルメ県警の女刑事、サーガ・ノレーン

沈着冷静で優秀な警官ですが、人の気持ちを理解せず、相手を傷つける真実を平気でポンポン言います。

まぁ極度に空気読めないワーカホリックデカです。

特定の人物に特別な愛情を抱くこともあまりないらしく、ワンナイトラブも全然平気。自分からクラブで逆ナンしてます。

そんなサーガの相棒はデンマークコペンハーゲンのおっさん刑事、マーティン・ローデ

コミュ力の高いおっさんで、人から距離を置かれがちなサーガとも上手く付き合っていきます。お父ちゃん!て感じ。

このマーティン、中年太りしている上に頭も干上がっていて、正直全くカッコよくないのですが離婚歴2回!浮気は数知れずと言うセックス中毒おじさんなのです。劇中でも女捜査官と良い感じになってるし、パイプカットしてるし。

そして、この女癖の悪さがマーティンの運命を狂わせるのです…。

最初は「なんでこのおっさんがこんなにモテるんじゃ…」って思ったのですが、見ているうちになんとなくモテる理由が分かってきます。

あのねぇ、聞き上手で話し上手なの!世間話から深刻な相談まで、なんでもござれの会話力。アドバイスも押しつけがましくないし。

なんたって会話のキャッチボールができないサーガと会話できるんだもんね!

こうなってくると中年太り&禿げもなんか包容力があるように見えてくるっていう。

女性ならなんとなく気付くんじゃないでしょうか?

モテ男になりたいそこのキミ!今すぐ「THE BRIDGE/ブリッジ」を見てマーティンのテクニックを盗み出せ!!

タイトルが凄い

なんで「橋」というタイトルかというと、シーズン1の事件の発端が「オーレスン橋」なる橋で発見された死体にあるからです。

この橋はスウェーデンデンマークの間にあるエーレスンド海峡の上に架かっていて、橋上に国境があるんですな!

この国境を境に上半身と下半身がそれぞれ、スウェーデン人とデンマーク人の死体を切断したものが置かれていたのです。

だから合同捜査することになった訳です。

この設定を知った時、私はクラクラしました。

四方を海に囲まれた日本で育った私には、とてもじゃないが思いつかない斬新な発想です。

イギリスもアメリカも、陸路で行けるご近所さんがいたからこそリメイク出来たのです!!おぉ、すごい。

ちなみに歴史の常で、スウェーデンデンマークもそんなに関係はよくないらしく、捜査本部もマーティンに最初は冷たいカンジでした。

ていうか隣の国から車で通勤できるって、どうよ?

雰囲気は陰々メツメツ

ヴァイキング・シーズン1の感想にも書いたのですが、北欧ならではのくらぁ~い画面作りがこちらも魅力。ていうか「橋」の方が暗いかも。

事件の陰惨さや、寒さの厳しい社会の閉塞感に満ち満ちています。

キャストの衣装もくすみ色ばかりで、暗さに磨きがかかります。この北欧には日光浴してるイケメンなんて出てこないのです!

そして相棒ドラマですが、こっちの「相棒」にはイタミンも米澤さんもいません。終始インインメツメツです。

↓ネタバレしてますけど、良かったら読んでね!

kate-yaminabe.hatenablog.jp

サーガ・ノレーンの演技力

サーガっていうか、演じているソフィア・ヘリーンの演技力の話です。

ものすごい演技力です!

シーズン1で家で少女が撃たれてしまうのですが、その搬送先で家出少女が「私、死んじゃうの?」とサーガに聞きます。

それまで事実しか言わず、たびたび相手に絶望をお知らせしてきたサーガですが、マーティンから「人は嘘を言ってほしい時がある」という事を知らされて初めて逡巡を見せるのです。

そしてサーガの答えは「いいえ」。

はっきり言って、家出少女は顔色も真っ青で助からないことは一目瞭然です。でもサーガは嘘をつくのです、相手の求める答えのために。

その一瞬、目と口元の微かなヒクつきで逡巡を表現するのですが、本当にすごいなぁと思います。こんな女優さんいるんだね。

シーズン2のファイナルでは、マーティンがサーガの元を去ります。

その時、サーガが「信じていたのに」と言うのですが、涙も流さず、叫ぶでもなく、表情もほとんど変わらないのに「サーガが泣いてる」って分かるんです。わずかな感情の発露を見るのです。

このシーンを見たとき、あまりの凄さにゾワゾワしました。

ちなみにサーガの顔の傷は本物だそうです。

ヨーロッパの俳優ってアメリカの俳優と違って、こういうのも手を加えない人が多い印象。これがリアリティにつながるのか!?

橋はいくつ必要なのか

シーズン1はオーレスン橋で見つかった死体。シーズン2は橋にぶつかった船から不審な死体が見つかるっていうことで、橋と結び付いていました。

が、なんでもかんでも橋と結び付けるのにも限界がある気がしてなりません。

しかも、デンマークと合同捜査しなきゃいけないのでデンマークスウェーデンも結びつけねばなりません。

今後、ネタ切れしないか心配です。

キャサリン