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キャサリンのブログ・やみなべ

TOKYOSABAKUの片隅に生息するみそじのアレコレ

「Vikings:ヴァイキング 海の覇者たち」感想文

口唇ヘルペスがなかなか治らないみそじ・キャサリンです。
ヘルペスウィルスは一生、私の身体に住むそうです。家賃請求します。

ところで皆さま既にお気づきかと思うのですが、私、Amaz○n大好き!もちろんプライム会員です。というわけで、プライムビデオも見ています。

最近、見始めたのは「ヴァイキング 海の覇者たち」です。第1シーズンまで見ました。

面白いです! 時代劇、そして胸板の厚い男たちが出てくるというだけで、キャサリン的には充分オイシイのですが、本日は自分的「ヴァイキング」お気に入りポイントを羅列していきます。ネタバレもちょいちょいしてるよ!

お気に入りポイント

  1. テーマソングが暗い
  2. なんか臭そう
  3. 異教徒の生活が垣間見える
  4. ただ一つの不満…

1.テーマソングが暗い

スウェーデンの女性歌手Fever Rayの「If I Had A Heart」がメインテーマです。

薄暗ーい海の映像とマッチしたローテンポの曲です。日照度の低い気候の陰々滅滅感、異教のミステリアスさ、ヴァイキングの男臭さが伝わってきます。男性のコーラスが不気味&荒々しさを盛り上げてくれます。

こういう暗くてスローな曲はダークメロウというジャンルらしい。歌詞もなんだか不気味でとってもオススメです!

ついでに言うとビデオも不気味!
YouTube Link: If I Had A Heart

そしてタイトルのケルティック模様が入った「V」がカッコいいです。この「V」が気になってウォッチリストにいれた位カッコいい。

「The BRIDGE」(本家の方)もそうなのですが、北欧が舞台のドラマは薄暗いのがポイントです(照明も雰囲気も)。私たちの知っているオシャレで、夏は日焼けを楽しむ北欧はどこにもありません。この感じが大好きです。あれ私って変?

2. なんか臭そう

この場合の「臭そう」は「怪しい」の比喩ではありません。

このドラマの舞台は8世紀。家は木製、隙間だらけホコリがバンバン入ってきます。そして風呂もなけりゃ入浴という文化もありません。したがって登場人物全員とても垢じみています。

顔は汚れてテカテカ、髪もなんかぺたぺたしている…。服は化学染料もありませんので、くすんだ色&キタナイ。一張羅はもちろん毛皮!獣臭がしてきそうです。その上、男どもはヒゲモジャで本当にクサそうです。

もはやイケメンも美人も関係ない、みな平等に臭いそうなこの感じ…リアリティです。コレがイイ!ベッドなんか絶対ノミが居そう!!実際はもっとすごかったんだろうな…とも思いますが。

3. 異教徒の生活が垣間見える

キリスト教世界

異教というのはキリスト教からみた異教ってことですな。
我々なんかは生まれる前から生活はだいぶ西洋化されていた訳ですが、よくよく考えるとキリスト教がベースな訳で、我々の思う西洋世界=キリスト教的世界なんだなぁと思ったり。

主人公のラグナル・ロズブローク以下、北方の民たちはクリスチャンではなく北欧の神々を信仰しています。生贄(人間含む)ささげたり、生贄に立候補したり、すーぐ3Pしたり野生って感じです。まさにペイガニズム

もちろん西にいるキリスト教徒たちから見たら、ラグナル達はスーパー野蛮人です。毛皮巻いてるし武器も斧とかだし。

そして北欧神話では戦って死んだ戦士は主神オーディンの館に招かれ、ラグナロク=終末戦争に備えて毎晩バトルロワイヤルに励み、そこで死んでもまた蘇ってバトルロワイヤルできる、という言い伝えがあります。
これは彼らには素晴らしい名誉らしく「死ぬのも怖くなーい!」、むしろ「戦いの中で死ねないと困る」状態で、死を恐れず大変タチが悪いのです。

というか、医療も装備も発達していない中で命がけで戦うには、そういう暗示が必要だったのかも。

ラグナロク

ラグナロクは北方の民にとって、すんごく恐ろしい事らしいです。

ラグナルに誘拐されて彼の奴隷になった、アセルスタンというクリスチャン修道士がいるのですが、彼が「ラグナロクって何?」と尋ねると、今まで楽しく食事をしていたのに「シーン」となって場が凍りつく程度に恐ろしいらしい。

キャリアウーマン

男臭さ満点の「ヴァイキング」ですが、ラグナルの奥さんのラゲルサも女だてらに戦います。

Shield maidenと劇中では呼ばれています。こういう女戦士は実在したかは怪しいらしいのですが、ゲルマン語圏の民話とかサガには結構出てくるようです。ヴァルキリーとかね。

このラゲルサ、とってもいい奥さんです。育児して畑耕して、機織って、旦那の留守中に暴漢が家に来たら武器を持って家族を守ります。旦那が偉くなったら、その代理で民を指導します。古のキャリアウーマンといっても過言ではないでしょうか。

家族でも油断ならん

火サスでもおなじみ、家族で骨肉の争いがありますが、ヴァイキング界はもっと熾烈です。最初から殺しにきます。
これは8世紀だからなのか、ノルマン人の主人を持たない気質からなのか…。

ラグナルの兄・ロロも弟の活躍に焦燥感が募ってます。これからどうなるのかな?ちなみにロロは史実では兄弟じゃないっぽいです。初代ノルマンディ ー公の事みたい。

私としてはいつもニヤニヤしながら、神がかって何でも上手くやってのけるラグナルよりも、人間らしく苦悩するロロの方が良い&演技力が必要な気がします。それとも2人は神話と歴史をそれぞれ象徴してるんでしょうか。

他にもエラ王がパパイヤ・○木に似てるとか、時々、古代語話したりとか、フロキが意外と長身とか気になることがいっぱいです。

4. ただ一つの不満…

こんなに楽しく視聴している「ヴァイキング」ですが、1つ不満があります。それは…

歯がキレイ!

そうなんです。2. なんか臭そうで語った通り、リアリティあふれる汚れ感が良いのに、歯だけは皆きれい…アパガード通り越して、クルミ割り人形です。

そこは同じプライムビデオの「おかしなおかしな訪問者」をちょっとは見習っていただきたい。ドン引きするほど汚れリアリティを追及しております。

シーズン2も楽しみ!

とうとうシーズン2を見始めました。これからどうなるのか楽しみです。

ラグナルの名字?ロズブロークは毛皮(ロズ)のズボン(ブロク)という意味だそうです。これってスポンジボブ・スクエアパンツと同じだなと思いました。

キャサリン